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DLNAで出来ること

デジタル機器間でコンテンツを扱えるようにする技術「DLNA」

DLNAとは?

Digital Living Network Allianceは、AVコンテンツを取り扱うデジタル機器間の相互接続仕様を策定する標準化団体であり、デジタル機器メーカーをはじめ200社以上が加盟しています。これにより、異なるメーカーの製品でもこの相互接続仕様に対応した機器であれば、動画や、静止画、音楽といったコンテンツを相互に扱えます。 同団体で定められた技術仕様は「DLNAガイドライン」と呼ばれ、一般的に「DLNA」と言う場合、このガイドラインを指しています。

家電を自由に組み合わせてホームネットワークを

DLNAは、ユーザが機器を自由に組み合わせてホームネットワークを構成し、 家庭の様々な場所で手軽にAVコンテンツを楽しめるようにするために標準化された仕様です。この仕様にそった機器をネットワークに接続することで、 ユーザは複雑な設定をすることなく、サーバ上の各機器に保存されたデジタルコンテンツを自由に呼び出し再生することが可能となります。

ホームネットワークのイメージ

規定の手順でデバイスを発見、コンテンツ再生

DLNAで規定されている仕様のほとんどが、ネットワーク上のサーバ/プレーヤ間のやりとりと再生に関するものです。ルール適用の対象となっている、DLNA機器の起動からコンテンツ再生までの動作は、具体的に以下のような流れになっています。

  1. IPアドレスを(同一ネットワークに)設定
  2. DLNA機器(サーバ)を発見
  3. コンテンツを格納しているサーバの情報を取得
  4. コンテンツを検索し結果をリスト表示
  5. プレーヤの要求に応じてコンテンツを伝送・再生

1〜3はDLNA機器を起動した段階で自動的に実行され、それ以降はユーザのプレーヤ操作に応じて動作します。一連の仕組みは、ネットワークを介してパソコンや周辺機器の設定を動的に変更し機器の設定情報を取得するための仕様であるUPnP(Universal Plug and Play)など既存の規格を組み合わせ実現されています。なお、ベンダ各社は最低限の規定を満たしたうえで、独自機能の拡張やオプション規定の任意適用により各製品に個性的な機能を持たせていることもあります。

ユースケース

DLNAガイドラインでは、具体的な技術仕様を確定するために、対応機器がどのように利用されるかを想定したユースケースを示しています。

これらの中で、「alpha Media Link SDK」でも実装されている、代表的な4ケースを紹介します。

2-Box Pull System Usage

画面表示や操作に関するUI機能およびデジタルコンテンツの再生機能を備えたデジタルメディアプレーヤ(DMP)と、コンテンツを保存、配信するデジタルメディアサーバ(DMS)が1対1で接続されます。コンテンツの選択や再生といった操作はすべてDMP側で行います。

2-Box Pull Systemのイメージ

3-Box System Usage

コンテンツを保存、配信するDMS、コンテンツ再生機能を備えたデジタルメディアレンダラー(DMR)、UI機能のみを備えたデジタルメディアコントローラ(DMC)が接続されます。DMCで操作し、DMSから配信されたコンテンツをDMRで再生させることが可能です。なお、DMCには携帯電話、PDAなど様々なモバイル機器が想定されています。

3-Box Systemのイメージ

2-Box Push System Usage

UI機能およびコンテンツ配信機能を備えたプッシュコントローラとDMRが1対1で接続されます。プッシュコントローラですべての操作を行い、DMRでコンテンツを再生します。

2-Box Push Systemのイメージ

Upload System Usage/Download System Usage

UI機能を備えたアップロードコントローラまたはダウンロードコントローラと、コンテンツを保存するDMSが接続されます。各コントローラはプッシュコントローラと同様に幅広いモバイル機器が想定されており、様々な利用シーンが考えられます。

Upload SystemとDonwload Systemのイメージ