松戸市教育委員会様
カスタマイズ項目
概要
1000台の中古パソコン再生に向けて
中古パソコン再生に向けてKNOPPIXを採用。松戸市教育委員会が保有する約1000台の中古パソコン の再活用が可能になりました。
性能の低い(メモリ32MB・CPU146MHz)パソコンでも Webを利用した調べ学習に利用できる環境が整いました。
導入背景
松戸市教育委員会では 管轄する小中学校で利用していた約1000台の中古パソコン (Windows98を利用)を保有しており、その再活用が課題となっておりました。 しかし、OS提供元によるサポートが終了しており、 セキュリティ面の危険性があるため、それらを再活用 できずにおりました。
そこで、サーバ画面を転送する方法でパソコンを シンクライアント化し、問題の解決を図りました。 具体的には、OSにKNOPPIXを採用し、セキュリティ対策や 画面転送に必要となるカスタマイズをアルファシステムズに 依頼しました。
導入にあたっては、松戸市教育情報センターが 主体となって検討を進めました。
KNOPPIX導入の結果、インターネット閲覧のみの限定ではあるが、 各パソコンではWebブラウザを利用して計算ドリルや教育関連の flash動画閲覧などが可能となり、 遊休資産であった中古パソコンを普通教室で利用できる環境が 整いました。
また、パソコンをサーバから一括管理可能となり、 パソコン管理稼動の軽減につながりました。
松戸市教育委員会では、今後各学校へ試験的な活用状況を 踏まえて導入を進めて行く予定です。
システム導入のメリット
セキュリティ問題の解決によりパソコン再活用が可能に
KNOPPIXカスタマイズサービスの利用により、サーバ画面を 各パソコンに転送する方法でシンクライアント化を実現しました。 OSにKNOPPIXを採用することにより、以前は提供元によるサポートが 終了しており実施できずにいたセキュリティ対策が可能となり、 中古パソコンの再活用に着手することができました。
パソコン管理稼動の削減
KNOPPIXカスタマイズサービス導入以前は、教室にあるパソコン 全てに設定を行っており、かなりの稼動を割いていました。 KNOPPIXを利用することにより、センターに設置したサーバから 各教室のパソコンを一括管理できるようになり、管理稼動の 削減につながりました。
平積みされた中古パソコン
システム概要
中古パソコンをシンクライアント端末として再活用
クライアントスペック
- メモリ : 32MB
- CPU : 146MHz
- HDD : 2GB
- CDドライブ : なし
- NIC : 10BASE
サーバ
- 日本語入力 : anthy
- ウィンドウマネージャ : fluxbox
- ウェブブラウザ : firefox
クライアントからのWeb閲覧
サポートが打ち切りになったWindows98 のかわりに、 クライアントPCには、カスタマイズを施した KNOPPIX をインストールしています。 クライアントは、GUI画面起動後にサーバに接続します。 サーバでは、ウインドウマネージャやウェブブラウザが立ち上がり、 その画面を ssh のトンネルを通して、クライアントへ送信します。
flashコンテンツの再生
また、flash のような音の鳴るコンテンツについても、 音声サーバを立ち上げることにより、ネットワーク経由で、 サーバからクライアントへと、音声データを送信し、 クライアントから音を鳴らすことが可能となっています。
クライアントで直接アプリケーションを立ち上げずに、 サーバ側で立ち上げられたアプリケーションの画面と音声を送信することで、 クライアントマシンのメモリ32MB・CPU146MHz というスペックを補います。
WEBでの調べ学習のためのカスタマイズ
- ウェブブラウザ : firefox
- 拡張機能 : tab killer ・・・ タブ機能を抑制
: scrapbook ・・・ ウェブページを保存 - カスタマイズ : 不必要なメニューを隠す
調べ学習として、調べたウェブページを拡張機能の scrapbook を用いて保存したり、 flash のインタラクティブなコンテンツを閲覧したりすることができます。
ウェブブラウザのメニューは必要最低限のものだけを表示し、 ほとんどのメニューは隠しています。そのため、間違った操作をして 設定を変えてしまうことがありません。
お気に入りやscrapbookのデータ保存
各クライアントのお気に入りや、scrapbook のデータは、サーバに保存されているので、 クライアントマシンを再起動しても、再び利用することができます。
児童・生徒向け検索サイトが利用可能に!!
サーバからの保守
クライアントが操作しているアプリケーションは、サーバで起動しているため、 現在どのクライアントが何のアプリケーションを立ち上げているかといった情報を、 サーバから把握することができます。
また、各クライアントのデータは、サーバに保存されているため、 例えばサーバ側からブラウザ設定を変更する、といった保守が可能となっています。
システム構成図
システム構成図
メディア掲載
| 掲載日 | メディア名 | タイトル |
| 2007年7月9日 | 教育新聞6面 | 「調べ学習用に中古パソコン再生」 |
| 2007年7月6日 | 日経Linux8月号 | 「千葉松戸市がKNOPPIX利用旧型ノートPCを再生」 |
| 2007年6月25日 | 毎日新聞9面 | 「ウィンドウズからリナックス中古PCを再活用」 |
| 2007年6月18日 | 日本情報産業新聞2面 | 「KNOPPIXカスタマイズで中古PC1千台再生」 |
| 2007年6月6日 | 日経産業新聞9面 | 「小中学校の中古PC再生」 |
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