V-Class導入事例・東京大学 情報基盤センター様
導入経緯
教育研究用端末のうち、本郷・駒場キャンパスにある大演習室4教室合計495台にてV-Classを採用
国立大学法人東京大学情報基盤センター様の教育用計算機システム(以下、ECCS2012※)は、東京大学の学生や教職員が教育や研究のために利用するコンピュータやネットワークからなるシステムで、2012年3月より運用開始しております。
ECCS2012では、教育研究用端末としてiMac 1,321台を採用し、デュアルブートによるMacOSとWindowsOSの混在環境を実現しています。このたび当社はV-Classを本郷・駒場キャンパスにある大演習室4教室495台に導入し、マルチOSで利用できる授業支援システムを日本電気株式会社様と共に実現いたしました。
システム導入のメリット
MacOSとWindows OSの混在環境での利用およびシンプルな操作画面
今まで、MacではApple Remote Desktopを、WindowsではWindows用の授業支援ソフトウェアを利用し、学生の画面管理等を行っておりました。 教員の利便性を考慮すると、Mac/Windows両環境で利用できる授業支援ソフトウェアを導入することが必要でした。
V-ClassはWindows/Linux/Macに対応しており、OS混在環境でも一元的な管理ができます。 Mac端末にMac/Windowsのデュアル構成で運用する今回の環境においても、alphavclassにより一元管理が実現されました。
操作用端末(教員)画面
操作用端末(教員)画面
多台数の大演習室でも円滑な講義を実現
1教室の端末数は最大で165台と、非常に大きな演習室です。当初利用していたApple Remote Desktopでは、学生画面の同時一覧表示数は25台でしたが、V-Classではより多くの台数を表示することができる様になりました。 画面の一覧表示を切り替える手間がなくなり、また、全ての学生端末画面をリアルタイムに閲覧し、授業に参加している学生全員に対して的確なサポートを行うことができます。
学生端末165台を表示した画面
学生端末165台を表示した画面
システム構成
駒場キャンパスの大演習室1、2、3と本郷キャンパスの大演習室1の4教室に導入されました。 専用サーバを必要とせず、演習室内の操作用端末、学生端末の組合せで構成されています。
ECCS2012におけるシステム構成
ECCS2012におけるシステム構成
※ECCS2012
国立大学法人東京大学が総合評価基準に基づく競争入札を実施し、日本電気株式会社が落札・構築したシステム
【注意】
本ページに記載された内容は、2012年6月現在のものであり、閲覧時点では変更されている可能性があることをご了承ください。