授業録画配信ソリューション導入事例
東北工業大学様
導入経緯
東北工業大学様は、 2021年4月に、教員のオンライン授業の準備負荷軽減と、学生が発熱等で授業を受けられなかった場合のフォローとして『授業録画配信システム』を8教室に試験導入しました。
その後、多くの学生から「何度も見返せて復習しやすい」「授業中に板書が見え辛かった時に見返せる」と好評だったため、導入教室を46教室まで拡大し、今ではほぼ全ての授業を録画しております。
自動録画されている授業の様子
黒板に張られるステッカー
システム概要図
東北工業大学様システム概要図
システムの特徴
1. 録画の全自動化
休講や教室変更があっても録画が漏れないように、事前に録画スケジュールを登録しておくことで、全教室、全コマを全自動で録画可能です。
教員は普段通りに教室で授業をするだけで、授業が録画されます。
2. ハイフレックス型授業に対応
本システムは「対面授業」と「リアルタイム配信による遠隔授業」を同時に実施可能です。
東北工業大学様では、対面授業を再開した2022年度以降もリアルタイム配信による遠隔授業への出席を認めており、本システムによりハイフレックス型授業を実現しています。
3. LMSへの公開(学生の使い勝手重視の運用)
東北工業大学様では、教材をLMS(WebClass)に集約して閲覧する運用を行っています。
本システムで録画された動画もLMSの当該授業のコースに動画のURLを貼ることで、学生は自身が履修している授業の動画を、直感的に探し出すことができます。

当初は、動画の授業(授業名、担当教員、単元)を特定してLMSに公開する作業を学生アルバイトがほぼ毎日実施する体制でしたが、当社の新製品「運用自動化オプション」により、これまで学生アルバイトが手動で実施していた動画の仕分け作業、LMSへの公開作業を自動化する予定です。
開発協力

運用自動化オプションは、学校法人東北工業大学様に当社が導入した授業録画配信システムの運用ノウハウと、 2022年度に同大学と実施した共同実証実験の成果を元に開発しました。

導入効果(学生からの評価)
1. 学生Aさん(工学部 情報通信工学科2年)
「普段から授業の復習のために録画を活用しています。早ければその日のうちにLMSに公開されるので、帰宅後すぐに復習することができて、すごく役立っています。録画を見返すことで、授業の理解が深まりました。」
2. 学生Bさん(建築学部 建築学科3年)
「課題等でレポートを作成する際、内容を確認するために授業の録画を見返しています。周りの友人も使っていて、授業の振り返りにとても役に立つシステムだと思います。今後も使っていきたいです。」
3. 学生Cさん(ライフデザイン学部 生活デザイン学科 1年)
「授業中にノートの記録が追い付かないときに録画を見直してノートを作成しています。レポート課題が出された時にも、授業を見返してレポートを作成することができるので、とても役立っています。」
お客様情報
基本情報
創立 1964年1月
所在地 宮城県仙台市太白区八木山香澄町35-1(八木山キャンパス)
宮城県仙台市太白区二ツ沢6(長町キャンパス)
学生数 3,410名(2023年5月1日現在)
URL http://www.tohtech.ac.jp/
【注意】
本ページに記載された内容は、2024年2月現在のものであり、閲覧時点では変更されている可能性があることをご了承ください。