V-Boot導入事例・明治学院大学様
導入経緯
運用管理の負荷軽減のため、貸出用ノートPCにV-Bootを採用
明治学院大学様では、学生に対して120台のノートPCの貸出を行っています。 これまでは学生が使うアプリケーション環境の整備やWindowsのセキュリティパッチの適用などを管理するため、1台1台設定する必要がありました。 今回、無線LAN環境でもイメージ更新が可能なV-Bootが、キヤノンITソリューションズ様のご提案により、採用されました。
導入のメリット
管理負荷の削減
通常利用しながらイメージ更新が可能(差分更新機能)
ノートPCの運用では、HDDインストールのWindowsをそのまま利用するか、HDDクローニングが主な運用方法です。 しかし、イメージの更新には、全台回収して作業する必要があります。 V-Bootでは、ノートPCを通常利用している間にイメージの更新が行われるため、 雛型イメージを更新するだけで全台へのイメージ展開が自然と行われます。これにより、管理負荷の軽減を実現します。
自動的にPCの設定を初期化(復元機能)
V-Bootでは、PCの復元機能により、学生が利用した際に、設定変更やデータの保存などはすべて初期化されますので、安心して次の貸出しを行うことができます。
様々なネットワーク環境で利用可能
無線LAN対応
通常、無線LAN環境では、ディスクレス運用やディスクイメージの配信はできませんが、 V-BootではHDDにキャッシュされたイメージで起動することができ、イメージの更新は差分データのみであるため、 無線LAN環境での利用が可能となっています。
複数キャンパスでのシステム一元管理
専用線で接続された複数キャンパス間でも、システムおよびイメージの一元管理が可能です。 専用線の帯域が狭い場合でも、サーバ間同期も差分更新のため、トラフィック量は少なくてすみます。 また、近いほうのサーバへ接続するため、ノートPCはどこのキャンパスへ持ち込んでも利用が可能です。
システム概要図
明治学院大学様システム概要図
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