株式会社アルファシステムズ

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ニュースリリース

2018年10月05日

リモートアクセスシステム「alpha V-Worker」の販売について


株式会社アルファシステムズ
代表取締役社長 黒田 憲一
(証券コード:4719 東証第一部)
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株式会社アルファシステムズ(本社:神奈川県川崎市、社長:黒田憲一)は、社内のファイルを安全に利用できるリモートアクセスシステム「alpha V-Worker」を10月から販売開始します。

1.背景

働き方改革による生産性の向上で、時間や場所にとらわれない働き方が推進されています。この柔軟な環境を実現するために、リモートアクセス手段が注目されますが、手軽にアクセスできる反面、情報漏洩対策も必要となります。主流のリモートアクセス手段である仮想デスクトップ(VDI)方式は、高額で導入のハードルが高く、利便性にも課題があります。そのため、VDIよりも安価で、導入が容易なリモートアクセスソフトウェアの必要性が高まってきています。そこで、弊社では、自社製品開発で培ったリモートアクセス技術を活かして、これらの課題を解決する製品の開発を進めてきました。

2.概要

PCにインストールした「alpha V-Worker」を起動すると、ローカルディスクを隠蔽しつつ、ネットワークに接続すれば社内外どこでもファイルサーバ上の資料を閲覧・編集可能とします。PCの電源オフまたは一定時間経過で利用したファイルを消去して、PCにデータを残さないため、盗難・紛失時の情報漏洩を防ぎます。

想定利用シーン



  • ● 出張や外出時に営業職員が社外からリモートアクセス

  • ● 複数拠点間や自宅・会社間でノートPCを持ち歩く職員の情報漏洩対策用途

  • ● コストや利便性の面から、VDIの代替ソリューションを探している情報システム部門


alpha V-Worker 概要図

3.主な特徴

(1)VDI導入コスト比1/3(*i) 、高価な設備投資は不要

本来、企業が漏洩防止するものは、デスクトップ環境ではなくファイルであることに着目し、VDIのデスクトップ集約による画面転送方式ではなく、業務ファイルのみファイルサーバに集約する構成としています。その結果、デスクトップ上の処理を各PC上で行うことで、デスクトップ集約による高価なサーバ・ストレージや画面転送用ライセンス費用が不要となります。

(2)ファットクライアント(*ii)同等の操作性

集約されたハードウェアを利用する画面転送方式に対して、各PCのハードウェアリソースを活用することでパフォーマンス低下がなく、安定した操作性を実現します。

(3)オフライン環境でも利用可能

業務ファイルをPCの安全領域に一時的に保存することで、オフライン環境でも業務利用を継続できます。

(4)閲覧・編集したファイルをPCに残さない

閲覧・編集するファイルは暗号化された領域にダウンロードし、電源オフや一定時間が経過すると強制的にファイル削除することでPCにファイルを残しません。万一、PCの盗難・紛失にあっても情報漏洩リスクを抑えます。

4.今後について

以下のイベントで、リモートアクセスシステム「alpha V-Worker」のデモを展示いたします。



  • ● 2018年10月17日(水)~19日(金):Security Solution 2018(東京ビッグサイト)

  • ● 2018年10月24日(水)~26日(金):情報セキュリティEXPO秋(幕張メッセ)


5.本件についてのお問い合わせ先

(1)「alpha V-Worker」に関するお問い合わせ先

担当株式会社アルファシステムズ 製品販売本部 V-Worker担当
住所神奈川県川崎市中原区小杉御殿町2丁目29番2号
電話044-738-4157
FAX044-722-9855
メールv-worker@list.alpha.co.jp
HPhttps://www.alpha.co.jp/v-worker/

(2) 本資料に関するお問い合わせ先

担当株式会社アルファシステムズ 経営企画本部 広報室
住所神奈川県川崎市中原区上小田中6丁目6番1号
電話044-733-4111
FAX044-738-4162
メールir@alpha.co.jp
  • i. クライアントPC300台規模にて、当社シミュレーション結果より。
  • ii. シンクライアントと区別する形で用いられ、サーバとは独立にアプリケーションやOS、ハードウェアなどPC動作に必要な機能を備えるコンピュータ。

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